団長の熊木です。
知り合いがネットでこんな記事を見つけたと知らせてくれました。
http://www.bulldog.co.jp/special/hakken/020719/asia.html
ブルドッグソースさんのサイトで、ハンバーグ・ステーキのコーナーがあり、そこでハンバーグの起源について取り上げているのです。
記事の前段はウィキペディアなどと同様で、中央アジアはタタール地方に存在した騎馬民族が好んで食べたタルタルステーキ(生肉のタタキみたいなものといいましょうか)がヨーロッパにつたわり、ドイツはハンブルグでそれが焼かれるようになったというものです。つまり──
タルタルステーキ→ドイツに伝播→ハンブルグの人が焼いた→ハンバーグの誕生
と言うわけです。
ここまではかねてより知ってはおりましたが、後段が初耳の話であったのです。無断引用、御免なさいですが、記事は次のように書いています。
《
ではハンバーグは日本にいつ頃紹介されたのだろうか。明治時代には「挽肉バター焼き」や「挽肉酪農焼き」といった類似するような料理が存在していたらしいが、ハンバーグという名称と調理法が合致するのは大正時代に入ってからとのこと。日本で最初の料理学校・赤堀料理学園の当時の教科書だった「家庭応用洋食五百種」にてハンバーグが披露された。これを契機に洋食ブームに涌いていた時代の流れに後押しされて、日本でのハンバーグは確固たる地位を築いていったのである。》(
ブルドッグソース『ニッポンの洋食新発見。』より。)
過去にアメリカ版ウィキペディアでの記事を紹介したとき、明治時代に横浜でハンバーグ・ステーキが最初に食されたと書かれていると言いましたが、なんとなく符合することではあります。とはいえ、微妙に異なるところも。
しかも、なんとなくアバウトでぼんやりしてて、ああ、なんか、こそばゆい。
もっともっと調べてハッキリさせたいと決意を新たにした熊木でありました。
熊木健二